【初級編】ターゲットの悩み決め 5つのポイント!
「ビジネスでは『ターゲット決めが重要』って聞くけど、一体どういうこと?」
そんな起業家の悩みにお答えします。
ビジネスを立ち上げる上で、「ターゲットの悩み決め」は非常に重要です。
そこで今回は、ビジネス初心者向けに、
ターゲットの悩み決めの重要性と方法を、初心者向けに5つのポイントでお伝えします。
本記事の内容は、2022年3月24日、静岡ゼロイチ起業サロン「第1回勉強会」で実施しました。
先に結論です。
【初級編】ターゲットの悩み決め5つのポイント
1、ビジネスで最も重要なことは「ターゲットの悩み決め」である
2、まずは悩みを30個挙げてみよう
3、悩み決めのコツ1 状況よりも感情に注目する
4、悩み決めのコツ2 様々な角度から悩みを挙げる
5、グループ分けして絞り込もう
1、ビジネスで最も重要なことは「ターゲットの悩み決め」である
ビジネスを立ち上げる時に真っ先に考えたいのが、
誰のどんな悩みを解決したいのか?
という点です。
ターゲットが途中でブレると、ビジネスモデルそのものが「根本からくつがえる」ことになるので、ここは徹底的に突き詰めましょう。
よく、
「誰にでもおススメです!」
「私はなんでもできます!」
と口にする人がいますが、あれではお客様には刺さりません。
人は自分に関係ないと思うことには反応しない生き物です。(「カクテルパーティー効果」と言います)
ですから、
まずはターゲットを絞り、「あなたにおススメです!」と鋭く表現してみましょう。
2、まずは悩みを30個挙げてみよう
起業してビジネスを立ち上げる時は、
ターゲットの悩みを30個挙げてみましょう。
とにかく最初は「見込み客の立場」に立って、「こんなニーズがありそう!」という仮説をたくさん立てていきましょう。
(もちろん、実際にはお客様の声を聞き、反応をみることが必要です)
↑3月24日勉強会の様子
3、悩み決めのコツ1 状況よりも感情に注目する
悩みを考える際、コツが2つあります。
1つ目のコツは、状況よりも感情に注目すること。
例えば、私たち「静岡ゼロイチ起業サロン」のターゲットの場合、
Aさん:自宅のオフィスで仕事をしているけど、相談相手がいなくて孤独を感じている
Bさん:フリーランスで起業したけど、相談相手がいなくて孤独を感じている
このAさんとBさんの場合、状況は違っても、「相談相手がいなくて孤独を感じている」という感情は同じですよね?
このように、悩みを挙げる時は、状況よりも、感情にアプローチするようにしましょう。
4、悩み決めのコツ2 様々な角度から悩みを挙げる
2つ目のコツは、様々な角度から悩みを挙げること。
同じような悩みをいくつも挙げるのではなく、
全く別の角度から挙げていく方が、最初は効果的です。
例えば、私たち「静岡ゼロイチ起業サロン」のターゲットの場合、
次のAさんとBさんのニーズはかなり似ています。
Aさん:高め合える仲間が欲しい
Bさん:1人でビジネスをやるのはしんどい
そうではなく、全く別の角度からニーズをとらえてみましょう。例えば、
Cさん:自分のビジネスに自信がないのでフィードバックが欲しい
Dさん:起業家として成功してモテたい
こんな感じですかね?
このように、まずは様々な角度からニーズの仮説を立てていきましょう。
5、グループ分けして絞り込もう
最後は、挙がった悩みをグループ分けして、「これだ!」と思うものに絞り込みましょう。
3月24日に行った「静岡ゼロイチサロンの勉強会」では、ターゲットの悩みを122個挙げて、その中から11個に絞り込みました。
↓その時の様子
例:静岡ゼロイチ起業サロンの見込み客のニーズ(仮説)
- 起業について相談できる仲間が欲しい
- 先輩起業家の話が聞きたい
- 起業のノウハウが知りたい
- ビジネスコンセプトを作り上げたい
- 客観的なフィードバックが欲しい
- これから起業したいが、何から始めていいか分からない
- モチベーションを上げたい
- 起業を通じて自己実現したい
- 起業家を応援したい
- 起業家をお客にしたい
- その他
【補足】この中でも、8は抽象的なのでカット。9・10はメインのお客様ではないのでカットしました。
ちなみに静岡ゼロイチ起業サロンでは、ここからさらにターゲットの悩みを絞り込み、「起業のノウハウを気軽に相談したい人」をメインターゲットに仮決定しました。
あなたもビジネスを立ち上げる時は、このようにターゲットの悩みを絞り込んでください。
まとめ
今回は、ターゲットの悩み決めについて、初級編として5つのポイントをお伝えしました。
【初級編】ターゲットの悩み決め5つのポイント
1、ビジネスで最も重要なことは「ターゲットの悩み決め」である
2、まずは悩みを30個挙げてみよう
3、悩み決めのコツ1 状況よりも感情に注目する
4、悩み決めのコツ2 様々な角度から悩みを挙げる
5、グループ分けして絞り込もう
ビジネスを立ち上げる時は、ターゲットの悩みをガチッと固めておかないと、誰にも刺さらないビジネスになってしまいます。
最重要ポイントとして、ターゲットの悩み決めの作業をしてみましょうね。
次回の記事では、さらに悩みを深堀りします↓